Terima Kasih

とても建設的な会話を取引先と交わしたのちに、突然気づく。


日々、仕事のみならず、普段の生活においてもそうなのだが、

すてきなおもてなしを受けたなら、その裏や行間を読まず、

素直に、相手をひとりの同じ人間として、感謝する心を持ち続けていたいと思う。

感謝を伝えることで、お互いハッピーでいられるし、お互いが相手を思いやり、

そうして人間関係ができてゆく。


どんな小さなことにも、ありがとう、と、素直な心と偽りなき笑顔で伝えること。

言葉にしてしまうと、なんだか「そんなの当たり前じゃない?」

と、突っ込まれてしまいそうだけど。


ことばを覚えてゆくと、あれこれ耳にすることがある。良いことも、悪いことも。

人は皆思い、悩み、考える。

時に、考え方や見方によって、自分の未熟さを認めたくなくてつい人のせいにしたり、責任転嫁してしまったりすることも、無いことではない。

お互い文化も背景も違っても、同じ人間だ。

思い出してみて。

昔、日本人がどう戦後復興をとげ、どう世界で立ち振る舞い、どのようにして

今こういうふうに発展してきたか。


間違えたことに気付いたなら、その時はただ、素直に歩み寄ればいい。

この街は、それを受け入れてくれるやさしさを持っているから。

天は人の上に人をつくらず、なのだ。

そして、一日の終わりには、美味しいゴハンと優しい人々に、Terima Kasih!


インドネシアにいると、つい忘れてしまいがちな人間の根本的な道徳心を、

思い起こさせてくれる場面が多々登場する。